来場者が作ったモザイクアート

3600個のキャップを使った作品

来場者が作ったモザイクアート 3600個のキャップを使った作品

 栃木県小山市喜沢のおやまゆうえんハーヴェストウォークの来場者がペットボトルキャップを持ち寄って作ったモザイクアートがこのほど完成し、31日まで同施設で展示されている。

 地域で地球について考えるイベントとして同施設が企画。昨年12月11日のスタートから延べ約300人が参加し、約1万個のキャップが集まった。

 地球やメリーゴーラウンドが描かれた作品は縦約1・6メートル、横約2・9メートルで、キャップ3600個を使用した。

 家族4人で制作に参加した足利市八椚(やつくぬぎ)町、村上成(むらかみせい)ちゃん(4)は「簡単にできた。楽しかった」と話した。同施設の担当者は「作品を通して国連の持続可能な開発目標(SDGs)に触れてほしい」と呼び掛けた。

 集まったキャップは、展示終了後に認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会に寄贈する。