県勢初の決勝進出を決め喜ぶ国学栃木の選手たち=5日午後3時40分、花園ラグビー場

 第101回全国高校ラグビー大会第6日は5日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準決勝2試合を行い、Bシードの国学院栃木が大会2連覇中でAシードの桐蔭学園(神奈川)を21-10で下し、初めて決勝へ進んだ。栃木県勢の決勝進出も史上初の快挙。国学院栃木は8日午後2時5分から、初優勝を懸けてAシードの東海大大阪仰星(大阪第2)と決勝で対戦する。

 国学院栃木は前半2分、17分とCTB田中大誠(たなかたいせい)が連続でペナルティーゴール(PG)を決めて6-0と先行した。さらに18分にはSO伊藤龍之介(いとうりゅうのすけ)がキックパスで左に展開し、ボールを受けたWTB伊藤大暉(いとうひろき)がそのまま走り込んで初トライ。ゴールも成功して13-0とした。

 22分にはFB青柳潤之介(あおやぎじゅんのすけ)が相手タックルをかわして右中間にトライ。終了間際にキックミスからトライを奪われたが、18-5で折り返した。

 後半も6分に田中がPGを決めて3点を追加。その後は押し込まれる展開が続いたが、激しいタックルで対抗。ロスタイムに入って2本目のトライを許したものの、連係の取れた守備は最後まで崩れず、王者の3連覇を阻止した。

 吉岡肇(よしおかはじめ)監督は「桐蔭学園撃破はずっと目標だった。選手たちはこの大会で成長している。決勝で戦えるのは幸せ」と喜びを語った。

 国学院栃木は今大会、Aシード3校に次ぐBシード10校に選ばれ、初戦の2回戦で松山聖陵(愛媛)に64-3で快勝。3回戦は流通経済大柏(千葉)を27-7、準々決勝は長崎北陽台(長崎)を17-7で下し、県勢初の4強入りを果たしていた。