【栃木】市は4日の定例記者会見で、市文学館を4月27日、市美術館を文化の日の11月3日に開館すると発表した。両館とも入舟町に整備した施設で、開館に向け準備を進めている。

 市教委によると、文学館では市出身の文豪山本有三(やまもとゆうぞう)、市ゆかりの作家吉屋信子(よしやのぶこ)、市出身の詩人柴田(しばた)トヨさんを中心とした文学に関する常設展示を行う。開館記念特別展では「有三・信子・トヨの育った時代」と題して、ゆかりの場所などにスポットを当てる。

 両館の開館を市民と共に盛り上げるための「キックオフ・プロジェクト」も予定。開館前から、学芸員連続講座や市民参加型プログラムなどを展開する。

 美術館では開館後、同プロジェクト関連展示を行うほか、浮世絵師喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の肉筆画大作「雪月花」の高精細複製画を展示する。開館記念展は来年4月の予定で、市ゆかりの美術作家の作品を紹介する。