【那須】ベンガルトラ2頭を飼育する高久乙の那須サファリパークは、寅(とら)年を迎えた元旦から見物客でにぎわった。
同パークには10歳の雄「ボルタ」と14歳の雌「ラブ」がいる。ボルタは世界で30頭ほどしか飼育されていないという「ゴールデンタビータイガー」。通常のベンガルトラよりしま模様が薄く金色の毛並みが特徴。
寅年を記念し、同パークは2頭のトラの大型写真パネル(縦1・8メートル、横3メートル)を作り、トラ展望デッキにフォトスポットを新設した。このほかTシャツやトレーナーなどオリジナルのトラグッズも拡充した。
同パーク広報の土屋梢(つちやこずえ)さん(21)は「(寅年は)12年に1度なので、ぜひトラたちに会いに来て」と呼び掛けている。