今年のえとは「寅(とら)」。勇猛なトラにあやかり、新型コロナウイルス禍を吹き飛ばす元気で明るい一年にしたいもの。栃木県内各地の「寅・トラ」にまつわるスポットを紹介する。

寅巳山を指差す吉岡さん

寅巳山を指差す吉岡さん

 宇都宮市と日光市との境に位置する寅巳山(とらみやま)(446メートル)。その名前にちなみ、寅年になると登山者でにぎわう一風変わった山だ。登山口近くの日光市山口、松本昌明(まつもとまさあき)さん(76)は「12年前は、多い日には40~50人が登った」と振り返る。

 山名の由来は不明だが、寅巳山にはかつて城か砦(とりで)のようなものがあったとされる。寅年から巳(み)年までの間に工事が行われたとの伝説もある。

 山頂は宇都宮市だが、登山口は日光市山口。同所の山口公民館に車を止め、野鹿台団地最上部の登山口から山頂まで約2時間で往復できる。登山道が明確でない場所も多く注意が必要。

 宇都宮ハイキングクラブの吉岡昌徳(よしおかまさのり)さん(76)は「身近な場所にあり冬でも楽しめる。落ち葉が滑りやすいのでストックやつえがあるといいです」と案内してくれた。