干支(えと)は本来、古代中国に由来し「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)…」の十二支と「甲、乙、丙…」の十干(じっかん)を組み合わせて暦や方位を示す「十干十二支」を指す。一回りは12年ではなく60年であり、60歳は還暦となる▼新しい年が明けた。干支には意味があり、今年の干支の「壬(みずのえ)寅」は「困難を乗り越え、新しいものが生じる年」だとか。昨年も新型コロナウイルスが猛威を振るい、県民は耐え忍ぶ1年を強いられてきただけに、縁起のいい年回りだ▼2022年は本県にとって特別な年である。今秋、待望の「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が予定される。直近の鹿児島が延期、三重は中止となっており、全国的にも注目が集まる。成功へ県民一丸となって盛り上げたい▼もちろん主役は選手たちであり、持てる力を存分に発揮してくれるだろう。「虎のような気迫」で競技に臨む勇姿を想像すると、今から胸が躍る▼さて寅年の景気は良しあしがはっきり出るとか。帝国データバンク宇都宮支店の古川哲也(ふるかわてつや)情報担当は、全産業での2極化の進展を予測する。「今後、経済が正常化に向かえば、強い企業は一層強くなる。虎のような威勢とも言える」▼新たな変異株のオミクロン株の不安はあるが、正月は久々に集まり旧交を温める場もあるだろう。羽目を外して「大虎」にはならないように願いたい。