施設計画の第一案鳥瞰図

 北京冬季五輪を2月に控える中、外務省外交史料館で見つかった日光冬季五輪招致の施設計画書。中で最も目を引くのは、参考付図にある「第一案鳥瞰図(ちょうかんず)」だ。当時の日光町(現日光市)を絵地図で描き、スキーやボブスレーのコース、アイスホッケー用の屋内リンクなどを落とし込んでいる。そこには「冬季スポーツのテーマパーク」が広がっていた。

 自然豊かな地域の保全や利用を規制する「国立公園法」(現在の自然公園法)が制定されたのが1931(昭和6)年。日光地域はその3年後に第2次の指定で国立公園となった。ただ当時から県と町は、そのエリアにスポーツゾーンの要素を持たせることを考えていたようだ。