店頭に所狭しと並ぶしめ飾り=28日午後3時35分、宇都宮市千波町

 今年も残すところあとわずか。栃木県内各地で、新年の玄関や神棚に飾るしめ飾りなどの縁起物の販売が始まっている。

 宇都宮市千波町で創業60年を迎えた「まるこ商店」では、約20種の大小さまざまなしめ飾りや門松などを取り扱っている。しめ飾りは塩谷地区のわらを使って製造。12月中旬ごろから急ピッチで作業し、約3千個を作るという。

 28日午後、店頭には裸電球に照らされた色鮮やかなしめ飾りがずらりと並んだ。縁起物を手に家路を急ぐ常連客らを、店員は「よいお年を」と明るく見送った。

 同店3代目の小倉和人(おぐらかずひと)社長(53)は「年1度しか会えないお客さまが元気に来店してくれるのを、毎年待っています。穏やかな生活が過ごせる新年を迎えてほしい」と願った。