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水槽内の砂の下からタイムカプセルが無事に取り出され、喜ぶ新成人=27日午前10時45分、大田原市佐良土

 栃木県大田原市佐良土の県なかがわ水遊園で27日、10年前に水槽の底に埋めたタイムカプセルが掘り起こされ、開封された。中には当時の小学生たちが書いたメッセージカードが保管されてあり、来年1月3日の市成人式「はたちの集い」などで本人に返却される。

 カードは同園の開園10周年記念イベントの一環として2011年6月、湯津上、佐良土、蛭田小の4年生計33人が成人式を迎える10年後の自分に向けて作成した。将来の夢や似顔絵などを記入し、パウチ加工した上でビニール袋に入れてまとめ、水深約4メートルのアマゾン大水槽の底に埋めていた。

 この日は、佐良土小出身の大学2年阿部美優希(あべみゆき)さん(19)と会社員生田目優捺(なばためゆうな)さん(20)、湯津上小出身の大学2年斎藤伶香(さいとうれいか)さん(20)が同園を訪れた。ダイバー姿のスタッフが水槽の中に入り、砂の中からカプセルを見つけて掘り出すと、3人は拍手して歓声を上げ、スタッフからカードを受け取った。

 将来の夢として学校の先生になることを記していた阿部さんは「今も変わらず目指している。過去の自分から元気をもらい、もっと頑張ろうと思った」と話した。