好古壱番館

雲龍寺

毛塚紙店見世蔵

南斉副市長(右)と指定標識を受け取った歴史的風致形成建造物の所有者ら

好古壱番館 雲龍寺 毛塚紙店見世蔵 南斉副市長(右)と指定標識を受け取った歴史的風致形成建造物の所有者ら

 栃木市は26日までに、歴史的な味わいのある景観を形成する上で重要な「歴史的風致形成建造物」に好古壱番館(こうこいちばんかん)(万町)、雲龍寺(泉町)、毛塚紙店見世蔵(倭(やまと)町)の3棟を指定し、標識を交付した。民間所有の建物を指定するのは初めてで、同建造物は計20棟となった。

 市は2019年に「歴史的風致維持向上計画」を策定し、国の認定を受けた。市中心部などの重点区域で歴史的風致形成建造物を指定しており、これまでに市所有の17棟を指定して保全に努めてきた。指定されると、所有者は適切に管理する義務を負うほか、建造物の修理補助金を受け取ることができる。

 建造物の所有者らはこのほど市役所を訪れ、南斉好伸(なんさいよしのぶ)副市長から指定標識を受け取った。南斉副市長は「今後も歴史的な街並み保存のため、協力をお願いしたい」とあいさつした。

 好古壱番館を所有する安達正幸(あだちまさゆき)さん(84)は「とても古い建物で修理を必要とする箇所がたくさんある。補助金を頂けることがありがたい」と話した。