恩師宅で蔵書を運ぶ元教え子と、作業を見守るミヤさん(左)

蔵書の運び出しを終えた「岡学級」の同級生たちと、ホッとした表情のミヤさん(左から3人目)

恩師宅で蔵書を運ぶ元教え子と、作業を見守るミヤさん(左) 蔵書の運び出しを終えた「岡学級」の同級生たちと、ホッとした表情のミヤさん(左から3人目)

 茂木中で半世紀以上前、共に学んだ同級生たちが今月中旬、恩師だった故岡知徳(おかとものり)さんの茂木町塩田の自宅に残された蔵書整理に駆け付けた。熱心な指導への恩と思い出を胸に秘めた元教え子たちは、残された恩師の妻ミヤさん(85)の笑顔に安堵(あんど)しながら、軽トラック2台分の蔵書を運び出した。一部はふみの森もてぎ図書館が有効活用するという。

 国語教師だった岡さんは1965年、29歳で茂木中に赴任。同校勤務の14年間の大半を3年生の担任で過ごした。2019年4月に83歳で亡くなった。脚が丈夫でない妻の元教師ミヤさんは、自宅2階の書斎に多数残る岡さんの蔵書の処分を案じていた。