衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者で、日本の民間人で初めて国際宇宙ステーションに滞在した前澤友作(まえざわゆうさく)さんが24日、ツイッターで、ふるさと納税総額10億円を寄付する自治体を発表した。全国87の市町村に500万~3千万円をそれぞれ寄付したとしており、本県は栃木、さくら、那須塩原、茂木の4市町が選ばれた。

 前澤さんは10月にツイッターで「地域の資源を活かしたスペシャルな観光体験を提案ください」と寄付先の自治体を募集。昨年も同様の企画を行っており、栃木と那須塩原の両市は昨年に続き500万円の寄付を受けた。さくら、茂木両市町への寄付金額は明らかになっていない。

 本県の4市町とも寄付金を観光振興に役立てる。渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)那須塩原市長はツイッターで「昨年に引き続きありがとうございます」と感謝した。

 栃木市は渡良瀬遊水地PRのため、熱気球の作製を提案。担当者は「16日に当選メールが来て、22日には寄付の入金があった」と話す。

 さくら市は「観光振興に使いたい。具体的な用途については、これから検討する」。駄目もとで応募したという茂木町の担当者は「本当に驚いている」とした上で、念願だった町内唯一のラーメン店開業に続く朗報に「本当にうれしい。来年はいい年になりそうです」と声を弾ませた。