2022年は夏に参院選が行われるほか、任期満了に伴い県内3市4町の首長選が予定されている。参院選栃木選挙区(改選数1)は自民党現職が公認を受け着々と準備を進める一方、立憲民主党などの野党は候補者が決まらず、出遅れ感が否めない。首長選では現職の多くが再選を目指し、大田原市のように新人候補が乱立するケースもある。新型コロナウイルスの感染防止や経済回復が最重要課題となる中、今後の立候補の動向や選挙の行方が注目される。

 

 益子町 

 5選を目指す現職の大塚朋之(おおつかともゆき)氏(56)と、元町議会議長で前町議の広田茂十郎(ひろたもじゅうろう)氏(66)が立候補を表明。保守系の分裂選挙が予想される。

 大塚氏は「新型コロナウイルス対策や少子化問題に全力で取り組む」、広田氏は「町民の声が町政に反映されない。町民目線の運営に努める」と訴えている。

 那須町 

 現職の平山幸宏(ひらやまゆきひろ)氏(59)は、昨年11月の定例町議会一般質問で「町民、議員と汗をかきたい」と再選を目指して立候補する意向を表明。後援会組織の強化、拡大を進めている。

 前回選挙で平山氏は同じ無所属新人候補を破って初当選。

 現時点では他に立候補の動きは見られない。

 壬生町 

 現職の小菅一弥(こすげかずや)氏(59)が4選を目指し、昨年12月の定例町議会一般質問で立候補を表明。小菅氏以外に表立った立候補の動きはなく、3期連続の無投票の公算が大きくなっている。

 小菅氏は大型商業施設誘致や全国藩校サミット開催などの成果を挙げている。

 茂木町 

 現在5期目の現職古口達也(こぐちたつや)氏(67)は12月定例町議会の一般質問で、自民系最大会派の総意として6期目の出馬要請を受け、「今の段階で全くの白紙」と答えた。

 取材に対し「3月ごろまでには態度をはっきりさせたい」としている。

 現在まで他に出馬の動きはない。