今年の球宴第2戦で球審を務める長井審判員=7月17日、©NPB/BBM2021

長井審判員

今年の球宴第2戦で球審を務める長井審判員=7月17日、©NPB/BBM2021 長井審判員

 プロ野球の長井功一(ながいこういち)審判員(37)=宇都宮市出身=が今夏、オールスターゲームの審判団に初選出。7月17日の第2戦(楽天生命パーク)で球審を務めた。大学卒業後に独立リーグの審判を経て、2009年にパ・リーグの審判として採用。13年目でつかんだ晴れ舞台だった。今後は日本シリーズでのジャッジを目標に掲げながら、正確で分かりやすい判定を突き詰めていく。

 「やっと来たか、という感じでした」。球宴の数週間前に指名を確認した長井さんは、待ち望んだ機会に喜びをかみ締めた。球宴には年次を重ねた審判員が指名されることが多いという。13年で重ねた経験が評価された証しだった。

 試合前は緊張する暇もなかった。チャリティーオークション用のサインを書いたり、使用するボールをこねたりしているうちに「気がついたら開始30分前だった」。余計なことを考える間もなく普段通りジャッジを下し「一つ段階が上がった」と実感できた。