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「三猿」のすすを払う神職ら=20日午前10時15分、日光市山内

 栃木県日光市山内の世界遺産・日光東照宮で20日、1年間にたまったほこりをはらい清める年末恒例の「すす払い」が行われた。神職やみこなど総出で、境内各所の大掃除を行った。

 午前10時すぎ、「見ざる、言わざる、聞かざる」で知られる「三猿」の彫刻が有名な「神厩舎(しんきゅうしゃ)」では、神職ら3人が長さ約4メートルの笹(ささ)竹などを手に、彫刻を傷付けないよう風を起こしてすす払いした。

 居合わせた参拝者や修学旅行生らは、写真撮影などして年末の風物詩の様子を見守っていた。

 神厩舎で作業に当たった神職の野中隼人(のなかはやと)さん(33)は「新型コロナウイルスが一日も早く収束し、参拝者の方々にすがすがしくお参りしていただきたいという気持ちで精いっぱい奉仕した」と話した。