新型コロナウイルスのワクチン接種を行う横山院長(左)=17日午後、栃木市箱森町

 新型コロナウイルスワクチンを巡り、栃木県が目標としていた希望者の「8割接種」が完了した一方で、現在も接種を継続する医療機関ではワクチンの「使い切り」が課題となっている。突然のキャンセルが出た場合、代わりの対象者を見つけるのが難しくなっているためで、関係者は「廃棄せざるを得ないケースが出ている」と現状を明かす。

 栃木県のワクチン接種率は当初、全国で最下位になるなど出遅れたが、その後は市町や県の体制強化により接種が進んだ。県によると11月末時点の2回目接種率は79.26%で、目標の8割をほぼ達成した。