県内熱中症搬送者数の推移

 厳しい暑さが続く県内で、今年の熱中症による救急搬送者数が22日までに計760人に上ったことが、総務省消防庁の速報値で分かった。既に昨年の搬送者数を136人上回っている。統計開始以降、県内最多だった2015年(1020人)をしのぐペースで、特に16~22日の1週間は385人と急増、危険な暑さが続いている。

 同庁や県消防防災課によると、県内の熱中症による搬送者は4月30日~5月31日が42人、6月が107人、7月1~22日が611人。県内最多を記録した15年は7月末で642人を数えたが、今年は22日時点で15年よりも100人以上多くなっている。

 16~22日の1週間の搬送者(385人)は、今年4月30日~7月15日の2カ月半の合計搬送者数を10人上回った。内訳は死亡2人、重症8人、中等症124人、軽症251人。65歳以上の高齢者が147人と最も多かった。

 宇都宮地方気象台によると、13日以降、佐野で連日の猛暑日となるなど厳しい暑さが続いている。同気象台は「8月も平年より高い気温が予想されており、熱中症への警戒が必要」と強調している。