神山署長(右)から感謝状を受け取った岡田さん(左)

 栃木県警の「思いやり110番」を実践したとして、佐野署はこのほど、佐野市、佐野松桜高3年岡田琴葉(おかだことは)さん(18)に感謝状を贈った。

 岡田さんは11月21日夕、佐野市浅沼町のアパート駐車場で女性(76)に「道が分からないので教えてほしい」と声を掛けられた。話を聞くうちに帰宅困難だと判断。警察に向かうことに抵抗を見せた女性に「散歩しながら道を確認しよう」などと声掛けしながら同署まで一緒に歩いた。

 友人の話やニュースなどで認知症の症状や対応について知っていたという岡田さんは「行動に移すことで救われる命があることを改めて実感した」と笑顔を見せた。神山政明(かみやままさあき)署長は「困っている人に対して行動を起こした勇気に敬意を表します」と話した。