蔵の街の春の風物詩「うずまの鯉のぼり」

破れたこいのぼりを手に窮状を訴える蔵の街遊覧船のメンバーら

蔵の街の春の風物詩「うずまの鯉のぼり」 破れたこいのぼりを手に窮状を訴える蔵の街遊覧船のメンバーら

 【栃木】巴波(うずま)川で遊覧船を運航しているNPO法人「蔵の街遊覧船」のメンバーは9日、蔵の街の春の風物詩「うずまの鯉のぼり」で使うこいのぼりの購入費を募る「巴波うずま川鯉(こい)のぼりファンディング」を始めた。新型コロナウイルス禍で収益が減り、傷んだこいのぼりを新調できなくなった。来年の開催に向け、広く協力を呼び掛けている。

 「うずまの鯉のぼり」は2012年にスタート。3月中旬~5月中旬、倭(やまと)町の幸来橋付近の約1.5キロに「いいこい」にちなんだ1151匹が飾られる。宙を泳ぐ色とりどりのこいのぼりが川面に映り、幻想的な風景をつくり出す。

 こいのぼりは長さ約1メートルのナイロン製で、1匹700円。同法人は毎年、傷んだこいのぼり数百匹を新調してきたが、新型コロナ禍の影響で今春は断念。飾り付け区間を約200メートルに短縮し、手元にあった約500匹を使ってしのいだ。