板荷4区生活センターに整備された調理施設

 【鹿沼】市北部の板荷(いたが)4区の住民らでつくる「板荷畑(はた))いつくし美(み)会」が、特産のソバを活用したコミュニティービジネスの一環として、同区生活センターに調理施設を整備した。施設を使い、来年1月から毎月第3日曜限定で同センターにそば店「いつくし美庵(あん)」を開設する予定。5日に施設の落成式が行われ、福田明(ふくだあきら)代表(62)は「自慢のソバで継続性のある地域づくりを目指したい」と意気込んだ。

 同会は2008年、同区の農地や農業用水の保全管理などを目的に設立。名称は同センターに隣接する厳島神社から取った。会員数は住民を中心とした161人。地域の耕作放棄地対策として現在、計142アールの作付面積でソバやマカなどの栽培を手掛けている。

 調理施設は、ソバを活用した加工体験や、誘客につながる地域拠点のために設けた。「稼げる地域づくり」につなげる。今年9月、同センター北側に増築する形で整備に着手。今月までに完成した。