宇都宮地方裁判所

 鹿沼市で昨年2月、酒気を帯びて乗用車を運転しオートバイに衝突して男性を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)と酒気帯び運転の罪に問われた鹿沼市、当時未成年の会社員男(20)の裁判員裁判判決公判が9日、宇都宮地裁で開かれ、岡田健彦(おかだたけひこ)裁判長は「無謀な運転による取り返しのつかない結果」などとして懲役8年(求刑懲役9年)を言い渡した。

 岡田裁判長は、指定最高速度を少なくとも約105キロも上回る時速約145キロ以上で乗用車を走行させたと認定。「無思慮かつ自己中心的な行動に酌むべき点はない」と断じた。

 判決によると、男は昨年2月10日未明、同市上石川の国道121号で、アルコールの影響がある状態で高速度で乗用車を走行させ、対向車線の男性=当時(56)=のオートバイに衝突し、男性を死亡させた。