栃木県教育委員会が入るビル

 栃木県教委は6日、中高一貫教育の県立中学3校について、2022年度の入学者選考の出願状況を発表した。出願倍率は宇都宮東高付属中が最も高く、前年度比0.35ポイント減の3.55倍。佐野高付属中が0.33ポイント増の2.61倍、矢板東高付属中が0.54ポイント増の2.04倍だった。

 宇都宮東高付属中は2年連続で、開校以来最も低い倍率となった。前年度に過去最低だった矢板東高付属中と、過去2番目の低さだった佐野高付属中の倍率はいずれも上昇した。

 今回の数字について県教委は「少子化による児童数の減少を踏まえれば想定の範囲内。まだ高い状況にある」とみている。一方で「公共交通機関での通学を避けるなど、新型コロナウイルスの感染拡大が前年度の倍率低下に影響した可能性がある」と分析した。

 出願人数は宇都宮東高付属中が定員105人に対して373人(男子179人、女子194人)、佐野高付属中が定員105人に対し275人(男子108人、女子167人)、矢板東高付属中が定員70人に対し143人(男子53人、女子90人)だった。

 出願は2日に締め切った。適性検査と作文、面接は来年1月8日に実施する。