「名草生姜の薬膳火鍋」の商品化に取り組んだ薮崎シェフ(左から3人目)ら

 【足利】市は6日までに、名草地区の農家が生産したショウガ、唐辛子、ウコン、シイタケなどをベースに、あしかが輝き大使の中華料理シェフ薮崎友宏(やぶざきともひろ)さん(48)がプロデュースした「名草生姜(しょうが)の薬膳火鍋」が完成したと発表した。肉にも魚にも合う鍋料理の素で、発汗を促す爽やかな辛さが楽しめる。10日から製造元のふーでゅーす(昌平町)で販売するほか、市のふるさと納税の返礼品としても入手できる。

 名草地区は市北部の里山地域で「野生鳥獣による食害があるため、作れる農産物はショウガなどに限られる」(地元の農家)。市は地域おこし協力隊員や宇都宮大地域デザイン科学部などと協力して同地区をはじめとした活性化事業に取り組んでおり、今回は地元農産物を薮崎さんに紹介したり、完成前に試食したりした。

 薮崎さんはNPO法人全日本薬膳食医情報協会理事長を務め、都内で開いている薬膳中華の店では、自宅のある市内の農場で作った野菜を使っているという。