足利高

足利高と足利女子高の統合で「伝統の融合と新たな緊張感に期待する」と話す渡辺足利高校長

足利高 足利高と足利女子高の統合で「伝統の融合と新たな緊張感に期待する」と話す渡辺足利高校長

 来春、足利高と足利女子高が統合して「足利高」、宇都宮中央女子高は男子生徒が入学する「宇都宮中央高」となり、県立高の共学2校が誕生する。両校が目指す新たな教育について、新高校の準備を進める現足利高の渡辺佐知夫(わたなべさちお)校長と宇都宮中央女子高の稲葉昌弘(いなばまさひろ)校長に聞いた。

 -足利高と足利女子高という伝統のある2校が統合しますね。

 「両校の折衷案を作るのではなく、どのような学校にしたいのか、生徒を育てたいのか、みんなで議論し教育理念からしっかり積み上げました。地域の期待も大きいです」

 -新足利高の特長は。

 「進学重視型の単位制で、伝統の良いところをしっかり受け継ぎつつ、新しい教育ニーズに応えます。教員が増え選択科目をたくさん設置できるので、生徒は進路に合わせて科目を履修できます。受験対策をしつつも、大学の内容を少し先取りした形の科目も設定します。探究学習と教科学習をつなげ、学びそのものへのモチベーションを高めます」

 「教育理念は、足利学校のある地の高校らしさを現し『進取』『忠恕(ちゅうじょ)』『自学』です。『忠恕』は、論語にあり、自分の良心に忠実で思いやりと真心をもった生徒を育てたい。足利をバックグラウンドに世界で活躍できるグローバルリーダーの育成を目指します」

足利女子高は1909年、足利高は21年創立。2022年4月からは現在の足利高で学び、24年秋から新校舎に移転する予定。普通科6学級240人募集。