栃木国体に何を期待しますか

 2022年10月に本県で開催される「いちご一会とちぎ国体」に県民が期待することとして、交流人口の増加による経済の活性化が最も多いことが、4日までに下野新聞社が実施した世論調査で分かった。全体の23.8%を占めた。一方、「特に期待していない」はこれを上回る28.4%となり、国体に対して県民間で温度差があることも浮き彫りとなった。

 国体に何を期待するかを尋ねたところ、最多の経済活性化に次いで「県の知名度アップ」が21.1%、「スポーツ施設の再整備・拡充」が13.3%、「県の競技力の向上」が10.6%だった。「分からない・無回答」は2.7%。

 年代別に見ると、30~50代で3割近くが経済活性化を挙げた。60代、70歳以上は2割未満だった。県の知名度向上と回答したのは20代以下と60代以上が多く、ともに2割程度だった。

 一方、全年代を通して目立ったのが「特に期待していない」との回答だ。特に多かったのが40代男性、20代以下の女性でいずれも32.7%。ほとんどの年代で3割前後と、年齢や性別で大きな差はなかった。

 県の担当者は「スポーツに関わりがない人などは、国体の効果を実感しづらいのではないか」と分析。宿泊業をはじめとした経済活性化や会場周辺の道路整備などの効果を挙げ「一過性ではなく、大会後も開催して良かったと思ってもらえる大会にしたい」と話した。

 調査は10月23~26日の4日間、県民を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。2042人から回答を得た。