グリーンカレー(左)とそうめん

エスニックな雰囲気の店内

グリーンカレー(左)とそうめん エスニックな雰囲気の店内

 グリーンカレーを初めて食べたのは二十数年前、本場タイのバンコクだった。ココナツミルクの甘さ、ガツンとくる青唐辛子の辛さ、エキゾチックなナンプラーの風味がたまらなく好きになった。

 日本のタイ料理店をその後いくつか食べ歩いたが、ここのグリーンカレー(1050円)がバンコクで食べたあの味に一番近い。「日本人の味覚に合わせていない」という店のポリシーも納得。「ほほ笑みの国」の味は、刺激に満ちている。

 タイ人のオンカラーン・サムリットさん(68)と町田陽子(まちだようこ)さん(53)夫妻が小山市内で店を始めたのは2000年。開店当初は昼から翌朝6時まで営業する名物店で、客のほとんどがタイ人だった。現在は日本人のほか、カンボジア、ベトナム、ミャンマー人が多いという。

 カレーの味の決め手はだし。丸鶏、大根、タマネギ、パクチーの根などをことこと煮込んでスープを取る。汁物は全てこのだしが基本で、具材は鶏肉、ナス、タケノコ、ピーマンなどが定番。ライスの替わりに冷たいそうめんで食べるのが、タイ人のお好みという。

 店名はタイ語で「何をしてもうまくいく」という意味。楽天的で明るい夫妻の人柄を表しているかのようだ。

 ◆メモ 小山市城山町1の1の2。木曜定休。平日は午後5時~午前0時。土日は午前11時半~午前0時。メニューは100種類以上で全品テークアウト可。(問)0285・24・1881。