10月末の衆院選を前に、ウェブアンケート「選挙 どうする?」を実施した。投票率が低いといわれる若年層を主なターゲットに、重要視する政策や投票への意欲を聞いた。予想を超える1231人から回答が集まり、若者世代の声を紙面とネットの両方で報じることができた。

 コロナ禍ということもあり、世間の政治への関心は高まっているように見えた。SNSでは、抱負を語る政治家や投票を報告する著名人の投稿に、千や万単位の「いいね」が付いた。「#選挙に行こう」「#ゼロ票確認ガチ勢」などのハッシュタグも盛り上がっていた。

 ところが、ふたを開けてみると、投票率は前回とさほど変わらない、期待外れの結果だった。

 大切な一票を投じてもらうために、次は何ができるだろう。報道の中身の問題なのか、手段の問題なのか-。読者に投げ掛けたはずの「どうする?」が、今度はこちらに突き付けられた。