雲座のイメージ図を持つ森崎さん(手前左)、井村さん(同右)。奥は中さんと制作中の複製像

雲座のイメージ図を持つ森崎さん(中央)、井村さん(右)。左奥は中さんと制作中の複製像

雲座のイメージ図を持つ森崎さん(手前左)、井村さん(同右)。奥は中さんと制作中の複製像 雲座のイメージ図を持つ森崎さん(中央)、井村さん(右)。左奥は中さんと制作中の複製像

 【日光】かつて日光東照宮・陽明門にあった日光山輪王寺の木像「風神」「雷神」の複製を制作している鹿沼市の仏像修理工房「三乗(さんじょう)堂」は23日までに、複製像の台座の一部「雲座(くもざ)」を作る費用300万円をクラウドファンディング(CF)で募る試みを始めた。丈夫な像とするため追加資金が必要で、三乗堂は「文化財について広く知ってもらうためCFを選択した」と協力を呼び掛けている。

 「風神」「雷神」の実物は、明治の神仏分離で陽明門から大猷院(たいゆういん)の二天門に移された。現在は輪王寺宝物殿で保存展示しており、二天門に安置するための複製を三乗堂が手掛けている。

 工房を営む中愛(なかあい)さん(28)=埼玉県在住=と井村香澄(いむらかすみ)さん(29)、森崎礼子(もりさきれいこ)さん(30)=共に鹿沼市在住=の3人が制作しており、複製像は「7割弱」仕上がっている。来年3月に完成する予定だ。

 (問)三乗堂0289・78・4809。