切り口に保護剤が塗られたケヤキの根元

佐久山のケヤキの解体・撤去作業

切り口に保護剤が塗られたケヤキの根元

切り口に保護剤が塗られたケヤキの根元
佐久山のケヤキの解体・撤去作業 切り口に保護剤が塗られたケヤキの根元

 【大田原】8月に倒れた佐久山の大日堂境内にある県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」の樹勢回復事業が26日、完了した。倒木部分を撤去した上で、根元を残し、春以降、切り株から生える若芽の「ひこばえ」の成長を待つ。ケヤキを所有する成田山遍照院(本町1丁目)の高野照教(たかのしょうきょう)住職(57)は「新しい命が芽生え、地域の人に大切に育てて守ってもらい、ゆくゆくは地域を見守るケヤキになれば」と期待する。

 ケヤキは樹齢800年で、高さ約20メートル、幹回り8・6メートル。倒木は腐朽の進行が原因とみられる。天候不順以外で県の天然記念物の倒木は珍しいという。