栃木県庁

 栃木県保健福祉部は30日、ノロウイルス食中毒が発生する危険性が高まっているとして「県ノロウイルス食中毒特別警戒情報」を出した。2年ぶりとなる。

 同部によると、定点調査する医療機関48カ所でノロウイルスを含む感染性胃腸炎の平均数は11月1~7日に1・21人(計58人)、同8~14日に2・23人(計107人)、同15~21日に3・52人(計169人)と増加している。

 特別警戒の基準となる「前週からの増加が0・6人以上で2週連続した場合」を超えた。正しい手洗いや健康管理の徹底、食品の適切な加熱、調理器具の洗浄・消毒などを呼び掛けている。

 県は2014年度から、11月から翌年3月までを「ノロウイルス食中毒予防推進期間」に設定し、流行の兆しが表れた段階で警戒情報を出している。

 昨年は新型コロナウイルス感染症対策の徹底などにより、施設が原因となるノロウイルス食中毒は発生せず、特別警戒情報は出なかった。