竹を伐採する会員ら

 【小山】東山田下地区の住民らでつくる「東山田弁天環境保全会」はこのほど、竹林となっている地区内の耕作放棄地の再生利用に向けた伐採作業を行った。

 同会は、かつて弁天様を祭る沼があった地域の田園風景を将来に残そうと、10年ほど前に発足。会員数は約60人で、これまでアジサイの植栽や、放置された竹林の伐採を行ってきた。

 今回は約15人が参加。約40年間、耕作放棄地となっていた約千平方メートルの竹林で午前8時から4時間ほど作業を行い、高さ10メートル以上の竹をチェーンソーで次々と切り倒した。竹は粉砕し、肥料として利用する。

 小林勲(こばやしいさお)会長(68)は「きれいな風景を将来の世代に残したい。美化しないと地区の住民が減ってしまう」、会員の市農業委員小林実(こばやしみのる)さん(73)は「高齢化などで仕方なく農業をやめる人が増え、耕作放棄地も増えている。少しでも環境を保全したい」と話した。