江戸時代の献立を基に再現された「本膳 かな半料理帖」

実食会で再現された御膳を味わう参加者ら

江戸時代の献立を基に再現された「本膳 かな半料理帖」 実食会で再現された御膳を味わう参加者ら

 栃木市と飲食店などのプロジェクトで、万町の老舗旅館「かな半旅館」に残る江戸時代の資料から当時の献立を再現する料理が完成した。2年がかりで献立表の解読などを行い、いにしえの料理が復活。25日に関係者を集めた試食会でお披露目された。同旅館の女将志鳥泰子(しとりやすこ)さん(50)は「小江戸のもてなしを堪能していただきたい」と話している。

 この取り組みは、新名物で観光客を呼び込もうと2015年に始まった市独自のグルメプロジェクト「とちぎ江戸料理」の一環。一般的な資料を基に江戸時代の料理を再現したものは既にあるが、かつて市内で実際に提供された料理を復活させたものはなかった。