定例記者会見に臨む福田知事=25日午後、県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は25日の定例記者会見で、10月に開始した栃木県内の宿泊・日帰り旅行代を割り引く「県民一家族一旅行」事業の予約件数が今月22日時点で約11万1千泊となっていることを明らかにした。福田知事は「好評を得ている。観光需要は戻りつつあり、事業を開始して回復が加速している」と述べた。

 内訳は宿泊予約サイトからの申し込みが約8万3千泊で、県内旅行会社の受け付け分が約2万8千泊。

 同事業はコロナ禍で客足が落ち込んだ県内宿泊施設の利用を促すため、2020年度初めて実施した。第2弾となる本年度は、約20万泊分を想定し、21年度一般会計4月補正予算に15億4千万円を計上した。対象期間は12月31日まで。

 県観光交流課によると、昨年同時期と比べ、県内宿泊施設の人出は土日は約2割、平日は約3割少ない。福田知事は「県民の皆さんが感染防止に協力してくれている証しでもあるが、徐々に観光地のにぎわいを取り戻したい」と述べた。