宇都宮市は25日、スマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)上で、自動対話システム「チャットボット」による会話型観光案内の実証実験を始めたと発表した。情報通信技術(ICT)などを活用した「スマートシティ」の実現を目指す産官学連携組織Uスマート推進協議会のプロジェクトとして、市とNEC、下野新聞社が連携し、来年2月16日まで実施する。
ギョーザや観光、スポーツ観戦などを目的とした来訪者をターゲットに、人数や交通手段など具体的な状況を尋ねた上で最適な店や施設の情報を提供し、街巡りのモチベーションを高める狙い。