梵天祭りで飾られた子どもたちの風車

 宇都宮市鶴田町の羽黒神社で23日、伝統の梵天(ぼんてん)祭りが2年ぶりに行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年は中止し、今年は規模を縮小して開催した。子どもは参加できなかったが、子どもたちの願いを込めた黄色の「ゆず色かざぐるま」約200個が参道の石段脇に飾られた。

 今回は、氏子らが約6メートルの短い梵天を持ち、子どもたちの風車に見守られるように石段を上って奉納した。例年なら約17メートルの梵天が奉納され、子どもたちも「子ども梵天」を作って参加する。しかし11歳以下はコロナワクチンが未接種であることなどから見送られた。

 明保地区梵天祭り実行委員会は「集まれなくても、何らかの形で参加できないか」と考え、事前に子どもたちへ風車を配布。願い事をしたためてもらい、石段脇に立てた約2~4メートルの竹8本に飾り付けた。

 同実行委の武井猛(たけいたけし)会長(54)は「祭りへの熱意と氏子の皆さんへの感謝の印になれば」と話した。