塩原号を見送る観光関係者ら

 【那須塩原】JR那須塩原駅-塩原温泉街の直通無料バス「塩原号」が今秋、復活した。来年2月28日まで。スタート時は乗客数が伸び悩んだが、地元の観光関係団体などのPRなどにより徐々に増えてきた。市観光局は「今季の利用状況と乗客向けのアンケートを踏まえ、運行の継続を検討したい」としている。

 直通バスは以前廃止されたが、今回、観光庁の「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」の補助金を受けてジェイアールバス関東西那須野支店が運行を始めた。JR那須塩原駅西口を午後2時半に出発して七ツ岩吊橋(つりばし)に同3時45分に到着する便、塩原温泉バスターミナルを午後1時に出発して同駅西口に同2時に到着する便がそれぞれ1日1便。

 既存の路線バスはJR西那須野駅を経由するため塩原温泉の入り口まで約1時間かかるが、塩原号だと30分ほど短縮できる。

 運行が始まった10月16日以降、乗客数は1日3、4人程度にとどまっていた。そのため、塩原温泉旅館協同組合青年部、塩原温泉旅館協同組合女将の会、市観光局などが今月に入ってからJR那須塩原駅西口で駅の利用者らへのチラシ配布などのPR活動を展開したところ、現在は1日約10人が利用するようになったという。

 同青年部の君島俊(きみしましゅん)部長(41)は「雪道の運転に不安がある方や高齢の方などにぜひ利用してもらいたい」と話す。

 定員40人。事前予約制で、宿泊予約をした施設に宿泊前日までに申し込む。(問)市観光局0287・46・5326。