しもつかれを頬張る園児たち

 【鹿沼】旧暦で「初午(はつうま)の日」に当たる23日、「『江戸時代のしもつかれ』お給食会」が上石川の市認可保育園「大地の恵みのなーさりぃ」で開かれた。

 子どもたちにしもつかれへの親しみを持ってもらいたいと、有志団体「とちぎ食育向上委員会」が中心となって企画。県内の食品会社4社などが参加し、約1年かけて江戸時代のしもつかれを再現した。

 江戸時代後期の随筆「嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)」の記述を基に、県産の食材をふんだんに使って調理。鬼おろしで食感よくすった大根と大粒の大豆を合わせ、五穀酢メインの特製調味料でさっぱりと味付けした。

 園児約50人に振る舞われ、口いっぱいに頬張っていた野中結斗(のなかゆいと)ちゃん(6)は「おいしくてすぐに食べちゃった」と笑顔を見せた。

 今後、商品化も予定されている。同委員会の堀彰一郎(ほりしょういちろう)会長は「より多くの人に食べてもらい、しもつかれを見直してもらいたい」と話していた。