洋菓子店「ロリアン」で新しい菓子について店主と打ち合わせる学生ら

 【茂木】菓子店が多い町の個性に着目して地域活性化につなげようと、日本大の学生が考案した地域の食材を使う新しい菓子が21日、道の駅もてぎで試験販売される。町の情報発信の一環にと若手町職員らが協力、菓子店主も「刺激になる」と意気込んでいる。

 菓子作りを進めているのは、同大食品ビジネス学科食品企業組織論研究室、佐藤奨平(さとうしょうへい)専任講師(36)が指導する3年生男女8人。町にある6軒の和菓子店と1軒の洋菓子店に着目し、4人ずつA・B2グループに分かれ、「フュージョンスイーツで地方創生」「もてぎの魅力をもぎ取ったフルーツどら焼き」をテーマに地域活性化策提案の研究を続けている。

 学生が考案したレシピに沿って、洋菓子店「ロリアン」は和菓子と洋菓子の特徴を融合した「和トゥンカロン」を、和菓子店「柏屋」は町内産の米粉や人気のイチゴを使った「米粉どら焼き」を作る。21日午前10時半から、同道の駅野菜直売所前で各300円で50個ずつ試験販売する予定だ。

 柏屋の露路将和(つゆちまさかず)さん(41)は「(学生が)地域の状況を調べてくれて刺激になるし、やりがいになる」と話す。Bグループの町田奈緒(まちだなお)さん(21)は「皆さんの熱意と期待に応えて結果を出したい」と笑顔を見せた。