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完成した休憩所に看板を設置する市民有志ら=19日午後3時30分、足利市本城1丁目

完成した見晴台休憩所=19日午後4時5分、足利市本城1丁目

完成した休憩所に看板を設置する市民有志ら=19日午後3時30分、足利市本城1丁目 完成した見晴台休憩所=19日午後4時5分、足利市本城1丁目

 栃木県足利市西宮町の両崖山で2月に発生した山林火災から9カ月となるのを前に、市民有志が19日、火災で焼失した山頂付近の見晴台休憩所を再建した。

 火災直後からクラウドファンディングで資金を募った同市内の物流サービス業「ユニバースプロダクツ」が再建を主導。市内の熊倉工務店が設計し、足利大付属高建築科の生徒が製図や床材加工を行った。

 この日は午前10時から、主導した同社の呼び掛けに応じた同校や足利短大付属高の運動部員、登山愛好家ら約120人が山頂への資材搬入を行った。最長4メートル、重さ5~20キロの木材約100本を約2時間かけて運んだ。続いて休憩所の組み立てが行われ、午後3時半すぎ、縦約4メートル、横3メートル、高さ40センチのデッキが完成した。

 同社の鈴木利和(すずきとしかず)代表(46)は「復興への思いを共有する人々と再建できたことがうれしい」と感謝。足利大付属高3年高田一磨(たかだかずま)さん(18)は「関われて光栄。長く愛される場になってほしい」と話した。