栃木県の立地環境の良さなどを紹介する福田知事=15日午後、大阪市内

 福田富一(ふくだとみかず)知事は15日、大阪市内で開かれた「毎日21世紀フォーラム第205回例会」(毎日新聞大阪本社主催)で講演した。栃木県の優れた立地環境、未来技術を活用した産業のアピールなど、大阪で2年ぶりとなるトップセールスを展開した。

 同フォーラムで東日本の知事が講師を務めるのは初めて。「新しい日常における地方自治」と題して講演し、大阪府内の企業や団体から約150人が参加した。

 福田知事は栃木県のセールスポイントとして、豊かな自然環境、優れた歴史文化、食のオアシス、多種多様な産業集積地の4点を紹介した。特に首都圏への好アクセス、自然災害が少ないことなどを挙げ「圏央道開通で関西圏との人、物の流れが活発化している。産業用地としてぜひ注目してほしい」と呼び掛けた。

 スマート農林業や自動運転実証実験、AIセンターなど未来技術を利用した取り組みも強調。さらに、タレントや会員制交流サイト(SNS)を活用し、国内外で魅力発信を強化している現状を紹介し「人口減少は続くが、少しでも本県に来てもらいたい」と移住・定住促進や観光誘客を期待した。