飯塚邸の庭園で開かれたパーティー

 【那珂川】馬頭の国登録有形文化財「飯塚家住宅」を改修した宿泊施設「飯塚邸」の新たな活用法を提案しようと、運営する大田原ツーリズム(大田原市本町1丁目)はこのほど、県内の経営者らを招いた立食パーティーを同施設で開いた。旅行業界では歴史的建造物などで「特別感」を演出する「ユニークベニュー」という手法が注目されているという。新型コロナウイルス禍で訪日外国人などの誘客が難しい中、アフターコロナを見据えて企画した。

 パーティーは文化庁の支援を受けて開催。約50人の参加者は明治時代後期に建てられた日本家屋をリノベーションしたホテル内を見学した後、邸内の庭園に設けられた会場で電子オルガンなどの生演奏に耳を傾けながら、ゆったりと食事や歓談を楽しんだ。振る舞われたのは、野生イノシシ肉「八溝ししまる」のパテ、温泉トラフグの手まりずしなど、町内の特産品を中心とした特製メニュー。