テレビに出ている私を見る笑福

 長男の笑福(えふ)(6)が、私がテレビに出ていると認識したのは4歳ごろ。私としては、私が出ている番組は見て、笑ってほしいのですが、残念なことに自分からなかなか見てくれないんです。保育園のお友達に「笑福くんのママが出ていて、面白かった」と言われて、やっと「見てみたい」と言い出します。

 子どもは笑いに正直。本当に面白いと思ってくれないと笑ってくれません。私が「面白いでしょ」と思っていても、笑福にとっては面白くないと真顔でテレビを見ています。怖いです。

 でも、気に入ると何度も「見たい」と言います。お友達から「ママが出ているの見たよ」と言ってもらうのはうれしいようで、いつも報告してくれます。先日、私が忍者の格好をしてテレビに出ていたのをお友達が「面白かった」と笑福に言っていたのですが、「見てくれて、ありがとう」と上から目線で言っていました。笑っちゃいます。

 テレビにはみんなが出ているものだと思っているようです。一緒に外出する時、私に声を掛けてくれる人がいます。「なんで僕にじゃないの。YouTubeやりたい」と言い出しました。そこで森三中のYouTubeチャンネルに顔は出さずに、たまに登場しています。その動画を見てはニヤニヤして喜んでいます。

 将来芸人になりたいと言い出すかは分かりませんが、本人が本気でやるなら反対はしません。でも、今は小さい子どもなりに周りのみんなと一緒に遊んでいてほしいです。

 子どもができてから、笑いに対していろいろと考えるようになりました。昔はテレビでお尻を出したりしていましたが、もし今お尻を出すと、ママ友や保育園の先生が見たらと考えると気まずいなとも思います。笑福は顔や体で表現すると笑ってくれるので、私がお尻を出しているのを見たら大爆笑するだろうなとは思いますが。

 それに、今は見た目で笑いを取るのは難しい時代になっていますし、同じ映像を見ても面白いと思う人もいれば、不快に感じる人がいるかもしれないと考えたり。私の武器は何だろうと考えるようにもなりました。とにかく自分に正直でありたいです。

 笑福が思春期になったら、私がテレビに出ていることを恥ずかしがるかもしれません。「やめて」と言われないように、ママは仕事に誇りを持って一生懸命やっていることを伝え、頑張っている姿を見せていきたいです。