30年ぶり若手8人加入 25日に神楽お披露目 栃木・大神神社

 【栃木】惣社町の大神(おおみわ)神社神楽保存会に30年ぶりに地元の若手男性8人が加わった。若い世代への文化の伝承が厳しい状況にある中、伝統を受け継いで地域の活性化につなげようと30代~40代が集まった。古くから伝わる芸能のため稽古で悪戦苦闘しながらも、今月25日に開催される同神社の秋祭りで披露する神楽の初舞台を前に猛特訓している。

 神楽は同神社に江戸時代から伝えられ、京都吉田流の純粋な古い形を氏子たちで代々守ってきた。1964年に市無形文化財に指定された。

 8人が加わる前までは、約35年前から一緒にやっていた50代後半~60代後半の10人で神楽を行ってきた。8人は5月に笛、太鼓などの楽の演奏、8月中旬に舞の稽古のを開始した。現在は1人が笛を担当し、ほかは「猿田彦(さるたひこ)」「榊(さかき)取り」など1人2座を踊れるように練習している。

 秋祭りは23、25、26日に開かれ、神楽は25日午後5時から披露される。雨天決行。入場無料。