一揆のリーダーたたえ「源之丞まつり」 宇都宮 住民劇団が初上演

 【宇都宮】江戸時代に農民一揆「籾摺(もみす)り騒動」の中心人物として命を落とし人々の生活を救ったとされる、鈴木源之丞(すずきげんのじょう)をたたえるまつり「源之丞まつり」が29日、雀宮東小で開かれた。地元有志による芝居が初披露され、会場から盛んな拍手が送られた。

 まつりは2005年に始まり今年で13回目。これまでプロの劇団に依頼し源之丞に関わる芝居を上演してきた。今年は郷土の義人をさらに身近に感じてもらおうと、地元の60代~70代の有志18人が劇団「すずめ座」を立ち上げ、住民手作りの舞台をつくることにした。

 芝居では、源之丞を慕う近在の人たちが最期を見届けようと処刑場を訪れる場面などを演じた。会場からは、見せ場で掛け声が掛かったほか、上演後に俳優たちが勢ぞろいすると拍手が続いた。