閉山祭を執り行う人見宮司

 栃木県那須町の那須岳(茶臼岳)の夏山登山シーズンを締めくくる那須嶽(だけ)神社閉山祭が8日、峠の茶屋登山口近くの社で行われた。

 閉山祭は例年、行政や警察などの関係者50人超が参加する伝統行事で、山の神にシーズン中の安全や自然の恵みなどへの感謝の祈りをささげる。

 新型コロナウイルスの影響で2年連続の規模縮小となり、この日は神職を含めた4人が参列した。小雨が降るあいにくの天候となった中、那須温泉神社の人見文治(ひとみふみはる)宮司(56)が神事を執り行った。

 参列した那須山岳救助隊の渡部逸郎(わたなべいつろう)隊長(74)は、今後の冬山について「暗くなると救助に行けず、凍死するリスクが上がるので、午後3時には下山できる行程で装備を整えて登山してほしい」と話していた。