大学生ら飾り戸新調 真岡の大前神社、拝殿整備

 【真岡】東郷の大前神社は、御造替(ごぞうたい)1250年を記念した整備事業の一環として、拝殿正面の飾り戸を新調した。製作に関わったのは文星芸術大美術学部の迎泰夫(むかいやすお)准教授(51)や、迎さんに学ぶ学生たち。今後、拝殿をはじめとした内装整備にも携わる予定で、同神社の柳田耕太(やなぎたこうた)宮司は「歴史的な木造建築物を次代に継承する中で、今の若い人がその技術や心意気を表現してほしい」と願っている。

 神社によると、御造替は社殿が整えられたことを示し、奈良時代の767~770年に行われたとの記述が蔵書にある。整備事業は2019年まで行う。

 内装の新調は、柳田宮司が知人伝いに迎さんに依頼。飾り戸の作製には美術学科デザイン専攻で学ぶ学生らを中心とした10人が参加し、5月から約半年間取り組んだ。計12枚を作製。神社の雅なイメージに合致するようにと、朱色など暖色系のポリエステル糸を巻き付けたヒノキの木枠計約800個をはめ込んでいる。日光が当たると糸の色が浮かび上がるデザイン。27日に完成した。