那須岳周辺の自治体や関係機関が集まった那須岳火山防災協議会=20日午前、那須町役場

 那須岳(茶臼岳)周辺の自治体や防災関係機関などでつくる那須岳火山防災協議会(会長・平山幸宏(ひらやまゆきひろ)那須町長)が20日、那須町役場で開かれ、突発的な噴火に対応する新たな避難計画策定の検討に入ることが報告された。同協議会事務局の那須町によると、内閣府の助言を得ながら進める全国でも先駆的な取り組みで、来年夏の運用開始を目指す。現在は段階的な噴火警戒レベルに応じた避難計画を運用しており、同計画内に位置付けるという。

 新たな避難計画の検討は、内閣府が職員を現地に派遣し、地域特性などを考慮した助言を行う支援事業の一環。突発的な噴火への対応のほか、複数の火口が同時に活発化したケースなど四つの課題に分類し、内閣府が5月に全国の各火山防災協議会に支援の希望を募り、12の協議会への支援を決めた。突発的噴火への対応は那須岳火山防災協議会のみという。