新国立競技場に納材されたものと同じサイズのスギの板材

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして建設が進む新国立競技場(東京都新宿区)の外周を囲む軒ひさしの格子材として、鹿沼産スギのほかに、矢板市と塩谷町にまたがる高原県有林のスギも使用されることが20日、関係者の話で分かった。また、観客席を覆う大屋根部分に活用される集成材に使われた鹿沼産スギの量は、丸太で270立方メートルということも明らかになった。

 新国立競技場で使用する木材は環境に配慮した森林管理を証明する「森林認証」を取得したものに限られる。高原県有林は16年10月、県有林として初めて同認証を取得した。

 新国立競技場を360度囲む軒ひさしに使われる木材は47都道府県から集め、各都道府県のある方位に合わせてその木材を使用することになっている。