JCLの初代年間総合王者に輝き、表彰式で喜ぶ宇都宮ブリッツェンの選手たち=7日午後3時25分、那須塩原市内

 今季スタートした自転車ロードレースの地域密着型プロチームによる年間シリーズ戦「ジャパンサイクルリーグ(JCL)」は7日、那須塩原駅西口駅前通り特設コース(1周1.8キロ×25周=45キロ)で最終第10戦「那須塩原クリテリウム」を行い、通算4勝で年間チーム総合ランキングで首位に立つ宇都宮ブリッツェンは小野寺玲(おのでられい)が2位に入った。同ランキングで2位に付けていたキナン勢は3位が最高成績だったため、ブリッツェンがJCLの初代年間総合優勝に輝いた。

 レースはキナン勢がメイン集団をコントロールし、ブリッツェン勢は集団内で勝機をうかがう展開。最後は集団でのゴールスプリント勝負となり、増田成幸(ますだなりゆき)らにアシストされた小野寺が粘って2位に滑り込んだ。大分県チームの選手が優勝し、那須ブラーゼンは谷順成(たにじゅんせい)の14位が最高だった。

 有観客でレースは行われ、沿道にはファンら約2千人(主催者発表)が詰め掛けた。2年ぶりにレース観戦に訪れた那須塩原市北栄町、主婦緒方陽子(おがたようこ)さん(44)は「地元チームが優勝する瞬間を見られてうれしい」と興奮気味に話していた。

 ブリッツェンは今季、開幕2連勝した後、第6戦とJCLポイント付与レースを制した。年間総合優勝は2018年のJプロツアー以来、3年ぶり4度目。個人総合は小野寺の2位が最高だった。