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小平の愛用品などが展示されている小平記念館=5日午前、茨城県日立市

小平の創業精神を伝える小平記念館=5日午前、茨城県日立市

小平が書いた日記

創業小屋

小平の愛用品などが展示されている小平記念館=5日午前、茨城県日立市 小平の創業精神を伝える小平記念館=5日午前、茨城県日立市 小平が書いた日記 創業小屋

 栃木市出身で日立製作所創業者の小平浪平(おだいらなみへい)(1874~1951年)の創業精神などを紹介する展示施設「日立オリジンパーク」が5日、創業地の茨城県日立市にオープンした。創業製品で国産初の「5馬力モーター」を小平らが開発した場所を再現した「創業小屋」や、創業からの変遷を実際の製品やパネル展示でたどれる「小平記念館」などが整備された。

 従業員や地域住民に創業精神や企業理念を伝える目的。これまで日立市内の工場にあった創業小屋と記念館を気軽に見学してほしいと改めて新設した。敷地面積約23万1800平方メートル。

 小平は、下都賀郡家中村合戦場(現栃木市)生まれ。1888年に栃木高等小学校を卒業し、上京。大学卒業後に就職し、その後、1910年に日立製作所を創業した。

 小平記念館は、動画やパネル、実際の製品などの実物資料を通じて同社の歴史や国内外の産業史を振り返る内容で、小平の来歴をはじめ、愛用したカメラや日記も展示している。

 5馬力モーターが誕生した工場を復元した創業小屋は、床面積130平方メートル。小平が着用した作業着や道具が再現されているほか、5馬力モーターが動く様子も見学できる。

 この日のオープン式典には関係者約20人が参加。東原敏昭(ひがしはらとしあき)会長(66)は「国内外の従業員に小平さんの創業の考えを学んでほしい。原点は創業の地、日立市にあることを忘れずに頑張っていきたい」と話した。

 展示施設は小屋と記念館のほか、福利厚生施設「大みかクラブ」「大みかゴルフクラブ」の四つで構成している。記念館、小屋は入館無料。午前9時半~午後4時(最終入館は3時)水曜休館。(問)同パーク0294・87・7575。